先日、喫禾了(kikkaryo)の朝活インスタライブ『ゆる禅×お米ラボ』vol.25では、
お餅をテーマに、釈正輪ご老師様とトークセッションをさせていただきました。
喫禾了(kikkaryo)のライブリンクはこちらから
「お餅」というと、これからお正月を迎えることもあり、切り餅や丸餅といった、
お雑煮に入れる白いお餅がまずは思いうかびますが、全国各地の郷土料理を調べてみると概念が変わります。
もち米だけではなくて、うるち米(普段一般的に食べているお米)や、小麦、雑穀、さつまいもなども
一緒についていただくお餅がさまざまにあって、各地の風土と密接に関わっていてとても面白く思いました。
日本だけではなくて、アジア圏にはもち米をいただく文化が広がっています。
タイのある地域やラオスではもち米が主食とされているようですし、
韓国や中国では日本も同様に、お料理に使ったりおこわにしたりと使い方の幅も広い!
スープに加えたり、シュウマイの皮の代わりにまぶしたり、という使い方は筆者もよくいたします。
今回、ライブ後のお食事には、鶏肉を使った中華おこわをご用意しました。
竹の皮で包んだ中華ちまきがありますが、その中身をせいろで蒸した感じです。
ちなみに筆者は、和食はもちろん大好きですが、中国料理のすばらしさも感じていますし作ることもよくあります!
特に、乾物の使い方にとても興味がありますね。
今回の中華おこわは、中華食材として、干しえびや干し貝柱を使って、干ししいたけと一緒に水戻ししたら、
その戻し汁もお米に吸わせてうま味凝縮!
味つけにはオイスターソースとしょうゆなどを使い、五香粉(ウーシャンフェン)の香りもほのかにきかせました。
天然素材のうま味ぎっしりで、食感も香りも◎!どんどん食べたくなるおいしさ☆でした。
お野菜の小鉢や芋煮汁をそえて
レシピはこちら。
■鶏肉の中華おこわ(4人分)
・もち米 2合
・鶏もも肉 150g
・たけのこ水煮 100g
・にんじん 1/3本(50g)
・長ねぎ(みじん切り) 大さじ2
・干ししいたけ 2枚(10g)
・干し貝柱 2個(14g)
・干しえび 5g
・五香粉 小さじ1/4
・油 大さじ1
A オイスターソース 大さじ1
しょうゆ 大さじ3
酒 大さじ1
砂糖 小さじ1
作り方
①もち米はひたひたの水に一晩浸水する。(作り始める前にざるに上げて水けをきる)
②干ししいたけ、干し貝柱、干しえびを150mlくらいの水に浸して戻す。
戻ったら、干ししいたけは5mm角に切り、干し貝柱はほぐす。干しえびは粗みじん切りにする。
(戻し汁は捨てずにとっておく)
③鶏もも肉は1.5cm角、たけのこ水煮とにんじんは5mm角に切る。
④Aは混ぜ合わせる。
⑤フライパンに油を熱して③を炒め、②、五香粉を加えてさらに炒める。
⑥もち米、②の戻し汁100ml、④(A)を加え、水けがなくなるまで炒める。
⑦せいろに蒸し布を広げて⑥をのせ、布で全体を包み、ふたをする。沸とうした湯の上にのせ、20分蒸す。