夏の炊き込みご飯 たこと枝豆の出汁炊き飯

年々夏の暑さが増しています。

気温や湿気に体力が奪われ、熱中症にも注意が必要ですね。

 

日本の暦は、二十四節季七十二候で、一年を七十二に分けて歳時記が表現されていますが、

今年の7月1日~7日ころは、七十二候の「半夏生(はんげしょう)」にあたります。

 

半夏とは、カラスビシャクという植物のことのようで、それが生える時期、ということです。

 

そして、このころには、たこがたくさん獲れておいしい時期、ということがあり、

「半夏生にはたこを食べる」という風習が生まれたようです。

 

旬のものをいただくのは、やはり理に適っているのだとも思いますが、

たこはタウリンも含んでいて体力回復にも効果的。暑さからの疲れにもきっと有効ですね。

 

そんなことで、夏の炊き込みご飯として、「たこと枝豆の出汁炊き飯」を作りました。

 

かつお昆布出汁のうま味をきかせて、淡口しょうゆと塩であっさりと。

出汁とたこ、しょうがの香りがやさしく香り、枝豆のいろどりと食感がアクセントになる組み合わせです。

土鍋で炊きましたが、炊飯器に入れて炊くだけでもOKなので、半夏生を過ぎてもおすすめのレシピです。

 

■たこと枝豆の出汁炊き飯

・米 3合

・かつお昆布だし 3合

・ゆでだこ 200g

・しょうが 20g(千切り)

・枝豆 お好みの量

 

・淡口醤油 大さじ1

・塩 小さじ1/2

 

 

 

 

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