新潟県妙高市の実家から、根曲がり竹が届きました。
ほっそりとした根曲がり竹は、春の山菜として地元では超ポピュラーです。
孟宗竹よりも、地元にいたころは、たけのこといえばこれ、でした。
信越地方、東北地方、北海道などでも採れるみたいですね。
青みのある皮がきれい。
このたけのこと言えば、地元の郷土料理はまず「たけのこ汁」。
鯖の水煮缶詰を使うのが特徴で、じゃがいも、にんじん、玉ねぎ、溶き卵を加えた具だくさん味噌汁です。
むかし、東京にて仕事現場の賄いで作ったら、たけのこ?鯖缶??と、とても驚かれたことをおぼえています。
孟宗竹と違って、あく抜きする必要がなくそのまますぐに調理できます。
保存食として瓶詰にすると数年もちますが、採れたてをそのまま使うと、
歯ごたえや香りが全然違うので、短い旬のタイミングに出会えたら、超ラッキーです。
天ぷらにしてもおいしい。
さてそのたけのこを、お昼の賄いに炒飯にしてみました。
せっせと皮をむき
(この皮むきが一番時間がかかります)
先のほうから包丁をあてて1cm幅くらいに切ります。根元に近くなってくると、
節に近いところは硬いので、そこははずしながら。
炒飯の材料は、たけのこと、ベーコン、青ネギ、卵、あったかいご飯。
それぞれ適宜にカット。
まずはたけのこを先に油で炒めて火を通し、いったん取り出します。
ほかの具材よりもちょっと火の通りに時間がかかるので。
油を足して、溶き卵、ご飯の順に入れてパラパラに炒めたら、
ベーコンを入れて、たけのこを戻し入れて、あおりながら炒める。
醤油と塩でお好みで味付け。青ネギは香りを活かしたいので最後に加えてサッと。
炒め始めて10分はかかってないですね。
そしていただきます。
仕事中の賄いなのでササっと。食べ始めて15分くらいで、ごちそうさまでした。
たけのこを皮をむいて、カットして、は、炒飯用意外もまとめてやったけども、
1時間はかかったような。。
作って食べるを、下ごしらえが大幅に上回りますw
それでも、丁寧にひとつひとつ皮をむいていると、採ってくれて人にも感謝をするし、絶対においしく作っておいしく食べたい!と思うんですよね。
炒飯、手軽に作れてとっても美味しくできました。
たけのこの香りとコリコリの食感がすごく良かった。